会長挨拶

 関西学院弓道部弓友会会長の昭和45年経済学部卒業、澤田喬です。

 

 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

 わが関西学院大学体育会弓道部は、2017(平成29)年に創部100周年を迎えることになりました。関学創設の地である神戸・原田の森で1912(大正元)年10月7日に活動を始め、そして1917(大正6)年3月に学院へ着任された小沢瀇先生(当時45歳)を顧問兼師範に推戴して、正式に運動部(現体育会)に加入し、学院弓術部として本格的に活動することになりました。

[参考文献:「関西学院・第十五号」「関西学院スポーツ史話(関西学院名誉教授・米田満著)」]

 

 以来、大正、昭和、平成の時代とともに歩んできた弓道部は創部100周年を迎えましたが、これもひとえにOB、OGの皆さまの支えと大学のご理解、関係各位のご指導、ご支援、そして現役部員の精進の賜物であると感謝しております。この間、830有余名(男子640名、女子190名)のOB、OGを輩出し、弓友会は現在約660名の会員で活動しています。

 

 その道程には選手権やリーグ戦における輝かしい功績ばかりではなく、苦しく低迷の時期もありましたが、チームの強弱ではなく、青春時代の貴重な体験として今では懐かしく感じておられるのではないかと思います。

 

 最後になりましたが、皆さま方におかれましては、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。